マイナンバーが始まり、私の体験談と感想(2016年2月5日)
昨年は社会保険労務士にとって
マイナンバーで始まりマイナンバーで終わった(いや…終わってない)
といっても過言ではありませんでした。
1月から実際に開始されましたが、思った以上に静かだな~
と感じています。
多くの会社さんで、まだ従業員さんからマイナンバーを集めていませんね。
多くの税理士さんが、年末調整で扶養控除申告書に
マインバーを書いてもらうことを、
見送ったことも大きいような気がします。
その時期に、「個人番号通知カード」が届いていなかったこともありますが。
私の住む市区町村では、通知カードが比較的早めの時期に届きました。
お客様から質問があった時のために、自分が経験しないと!ということで、
最近パスポートを取ったばかりで、家族の写真もあったこともあり
「個人番号カード」を申請してみました。
感想ですが
・個人番号カードの申請書類を書いたり、そのための説明を読んだり
めんどくさいな~と思ってしまった。
・子供のうち1人の写真が「口角が上がっていて表情がわからない」
ということで、戻ってきてしまいましたが、私の写真の方が
よほどニッコリしていたし、そもそもパスポートで通った写真で
納得いかず電話をしたところ、OKとなった。
一度送り返されたものは、データーがあるので送り直さなくてもいいとのこと。
・写真がなかった家族の1人を後から送ろうと思ったが、
封筒がなく(家族でひとつだったのかな~?)、送り先を調べるのに
イヤになってしまった。
・最近カードができたということで、通知がきたのですが、
取りに行くのに、予約をしなくてはいけないらしい。
ネットでも電話でもいいのだか、
30分刻みの細かい時間も指定しなければならず、またまためんどう。
私の市区町村は(他の市区町村はどうなんでしょう?)90日以内。
・その時に持っていく確認書類や、子供も結局いかなければいけないのかなど、
(いかなくても親ならいいのかな?と読めてしまった)
説明が細かくて、読むだけでもめんどう。
(結論として、子供であろうが入院している、
特養老人ホームに入居しているなど
よほどの理由がない限り、本人がいかないとダメです)
など…
私が強く思ったことは
「今のところ、個人番号カードがなければ困ることもなく、
こんな面倒ならみんな発行しないだろうな。
写真を用意するところでまず挫折するし…」
「必要となった時には、個人番号通知カードや返信用封筒その他どこに行ったか
わからなくなっていて、さらに面倒でやめてしまいそう」
「マイナンバーに一番詳しいはずの仕事についている私でもこんな状態なので、
一般の人は本当にめんどうでやってられないだろうな~」
ということでした。
マイナンバーがわからなくなってしまった時に分かる方法は、
「住民票」ですね。もう全員記載されています。
でも原則、住民票はマイナンバーが記載されず出てきますので、
「会社に提出の必要があるため」などきちんとした理由がなければ
市区町村もマイナンバーの取り扱いに、とても気をつけていますので、
簡単には出してくれません。
「面倒」という言葉を何度も書いてすみません。
でも、それが一番の感想です。。。