生活習慣病予防検診について(2010年5月15日)
4月から、協会けんぽでは「生活習慣病予防健診」の案内を行っています。
「生活習慣病予防検診」とは、
35歳以上75歳未満の「被保険者本人を対象」にした 健康診断です。
健診の内容は、特定健康診査(※)よりも 細かな項目になっています。
※特定健康診査とは、40歳以上75歳未満の「被保険者の家族」を対象にした健康診査です。
費用は受診する健診機関によって、異なりますが、自己負担額の上限は6,843円です。
申し込みから受診までの流れは
1、健診機関(病院)に予約をする
協会けんぽと契約している全国の健診機関で受診することができます。
実施機関は協会けんぽのホームページで確認できます。
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/
2、申込書の記入
平成21年までに加入している事業所に対しては、被保険者が印字された申込書が届きます。
申込書がない場合は、協会けんぽのホームページからダウンロードできます。
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g2/cat280/r104/
3、協会けんぽに申込書を郵送する
手元に申込書のコピー(控)を残しておきましょう。
4、健診を受ける
当日は保険証を持参しましょう。
また、検診受診後は検査結果に応じて、特定保健指導・健診後の健康相談を行っています。
保健指導を希望される場合は、協会けんぽのホームページから
申込書をダウンロードできます。
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g2/cat280/r106/
「生活習慣病予防健診」は、労働安全衛生法で定められている「定期健康診断」
(1年に1度、事業主に義務付けられている)の代わりになりますか?
というご質問を経営者の方より多くいただきますが、
結論は「代わりになります」
なぜならば、「生活習慣病予防健診」の項目は、
労働安全衛生法に定められている健康診断より健診項目が多いからです。
また、費用的な事を考えても、
「定期健康診断」の代わりとする場合、会社負担とはなりますが
(ほとんどの会社がそうしていると思います)
同程度の値段でより充実した健診が受けられる「生活習慣予防検診」を
利用することをお勧めします。