メールは何度か読み返す(2009年11月20日)
私は、受信したメールを必ず何度か読み返すようにしています。
単純な仕事の依頼事項のようなものでも、最低2回は読み返します。
なぜなら、大切なことを読み落とすことがあるからです。
A、Bという2つのことを依頼されているのに、
Aのことばかり頭に残り、Bのことを忘れてしまう心配があるからです。
単純な連絡事項ではなく、仕事でも相談のようなものであったり、
私的な内容の場合などは、もっと繰り返し読みます。
なぜなら、「文章の奥にある隠されたメッセージ」を、
しっかり把握する必要があるからです。
「こちらで文章を作成してみます」と書いてあったとします。
そのまま素直に取っていい場合も、もちろんありますが、
「できればそちらで作成してくれないかな?」
と相手が期待している場合も多いのです。
それをきちんと汲み取ってあげないと、
「この人、気持ちを理解してくれない」「気がきかない」「冷たい」
となってしまいます。
また、もっと複雑な文章の場合、
読む時の体調や気分によって、こちらの捉え方がずいぶん違ってきます。
最初読んだ時に「冷たいなぁ。何でこんなこと書くんだろう」
と思って少し落ち込んだとしても、次の日に読むと
「相手は深い意味でこれを書いたのではないな。気にしなくていいのかも」
と、冷静に感じたりするものです。
仕事ではあまり使えませんが、「絵文字」は気持ちを伝えるのに
効果的のようですね。
「私のことは気にせず行っていいよ」は、
「行けるもんなら行ってみろ!私と会いたくないのね」
というメッセージが込められていたりする訳です(笑)
文章は、本当に難しいですね。
読む時も、書く時も気をつけなければいけませんね。