弁護士と社会保険労務士(2008年6月20日)
先日、弁護士の先生達の研修関係のDVDを見ていました。
その中である弁護士さんが
残業、労働時間等は、私達弁護士ではひじょうにわかりにくい点が多く弁護士で間違って誤解していしる部分もある。
そのため、複雑な点は社会保険労務士の先生に相談した方がいい
というようなことをおっしゃっていました。
最近は労使トラブルで、法廷まで争いが持ち込まれることが多くなりました。
解雇問題、残業代などの賃金の問題など多様に渡りますが、弁護士の先生から、ご相談を受けることが多くなりました。
「よくわからないことも多いのです。ぜひ協力してほしい。」と、言っていただけます。
今はへんなプライドだけではなく、一番顧客のためにベストと思える方法を取る先生達を私は尊敬します。
いろいろな考え方ができますが、
- 社会保険労務士の関係する範囲の問題が、ひじょうに複雑化してきている。
時代背景もあるのかもしれません。
法律も複雑、人間関係も複雑になってきました。 - 社会保険労務士の地位が向上してきて、世間にも認知されてきた。
ということかもしれません。
それは良いことでありますが、私達も勉強に勉強を重ねていかないととても追いついていけません。
- 机上での勉強
- 実際の経験での勉強
どちらも必要であり、どちらかが欠けていても使いものにならないと感じます。
今、時代は社会保険労務士の力を必要としていることを、ビシビシ感じるこの頃です。