携帯電話の充電を会社でするのって?(2005年12月12日)
ある同じ悩みを、数人の顧問先の社長から同時期に聞きました。
従業員が、携帯電話の充電器を社内に常に置いて、毎朝充電をしているというのです。 1人が2人となり、そしてどんどん増えているそうです。
若い人に言わせると、「そんなの当たり前だよ!」「電気代なんて知れているだろ!セコイこというなよ!」という感じですか?
「注意すべきなのでしょうか?細かいって思われそうで。」電気代がかかるとか、そんなことを社長は言っているのではありません。
当たり前のような顔でしている、その神経が分からないということなのです。それって、会社の電気を盗んでいることとある意味同じですから。
そのままにしておくと、ボールペンなど文具も持っていくようになり、会社の切手も私用で使い、しまいには会社のお金まで…となっていくのです。
ついでに、そういうことが「当たり前」とか「たいしたことない」などという非常識な考え方の従業員は、お客様の前でもきっと非常識なことを気がつかないところでしているものです。
と、考えるとやはり今回の問題も放置してはいけないのです。
でも、社長が直接注意するような問題ではなく、上司、先輩などが問題点に気がついて、注意すべきことだと思います。
こういうことは、家庭のしつけなのではという気もします。こんなことまでも、会社でしつけていかなければいけない時代なのですね。
(営業の仕事などで携帯電話をたくさん使うために、家で充電をしてきてもどうしてもなくなってしまうので…という場合は、きちんと上司に許可を得れば、それは問題ないと思いますよ。)